小平・村山・大和衛生組合

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１衛生組合《えいせいくみあい》の仕事《しごと》について（中間《ちゅうかん》処理《しょり》の説明《せつめい》）

（１）衛生組合《えいせいくみあい》ではどういったものを処理《しょり》しているのでしょう

えんとつ画像　小平市《こだいらし》、東大和市《ひがしやまとし》、武蔵村山市《むさしむらやまし》の３市《し》が共同《きょうどう》で設置《せっち》した衛生組合《えいせいくみあい》では、清掃《せいそう》工場《こうじょう》の運営《うんえい》などをしています。

　ここでは、３つの市《し》から集《あつ》められた家庭《かてい》のごみや一部《いちぶ》の事業所《じぎょうしょ》（お店《みせ》や会社《かいしゃ》など）のごみを燃《も》やしたり、細《こま》かく砕(くだ)いたりする処理《しょり》を行《おこな》っています。そして、ごみを燃《も》やして残(のこ)った灰《はい》（焼却灰(しょうきゃくばい)）などを運ぶ仕事《しごと》をしています。

　また、ごみのほかにも、資源物(しげんぶつ)（ペットボトルと容器包装(ようきほうそう)プラスチック）を、選別(せんべつ)するなどして、資源(しげん)としてリサイクルできるようにする仕事(しごと)もしています。

えんとつ画像　このほか、ごみを燃《も》やした時《とき》に発生《はっせい》する熱《ねつ》を利用《りよう》した「こもれびの足湯《あしゆ》」という施設《しせつ》も運営《うんえい》しています。

　こもれびの足湯《あしゆ》の説明《せつめい》

燃《も》やせるごみ

炉の画像　燃《も》やせるごみは、ごみ焼却施設(しょうきゃくしせつ)》で高温《こうおん》で焼却《しょうきゃく》します。

　ダイオキシンなどの発生《はっせい》を抑《お》さえるために、ごみは850 度《ど》以上《いじょう》の高温《こうおん》で焼却《しょうきゃく》されます。燃《も》やすことによって、ごみの臭《にお》いは分解《ぶんかい》され、細菌類《さいきんるい》などは死滅《しめつ》します。また、ごみは、燃《も》やすことによって、容積《ようせき》は35 分《ぶん》の１に、重《おも》さは８分《ぶん》の１に減《へ》らすことが出来《でき》ます。

燃《も》やせないごみ・粗大《そだい》ごみ

　燃(も)やせないごみと粗大(そだい)ごみは、不燃・粗大(ふねんそだい)ごみ処理施設(しょりしせつ)で処理(しょり)します。
燃(も)やせないごみは、まず人(ひと)の手(て)で、リサイクルできる小型家電(こがたかでん)や、危険物(きけんぶつ)などを取(と)り出(だ)します。その後(ご)、燃(も)やせないごみと粗大(そだい)ごみは、それぞれ破砕機《はさいき》にかけて細《こま》かく砕《くだ》きます。

　砕《くだ》かれたごみから、磁力《じりょく》選別機《せんべつき》やアルミ選別機《せんべつき》によって、鉄《てつ》やアルミなど再利用《さいりよう》出来《でき》るものを選《よ》り分《わ》けます。

　さらに、砕《くだ》かれたごみのうち、燃《も》やせるものは焼却《しょうきゃく》します。

資源物(しげんぶつ)（ペットボトル・容器包装(ようきほうそう)プラスチック）

　ペットボトルと容器包装(ようきほうそう)プラスチックは、資源物中間処理施設(しげんぶつちゅうかんしょりしせつ)で処理(しょり)します。
施設(しせつ)では、それぞれに、人(ひと)の手(て)で異物(いぶつ)などを取(と)り除(のぞ)いたあとに、機械(きかい)で圧縮・梱包(あっしゅくこんぽう)して、一辺(いっぺん)が１メートルくらいのサイコロ状(じょう)のかたまりにします。
これを「ベール」といいます。