小平・村山・大和衛生組合
トップページ
組合の概要
契約関連情報
工事関連情報
事務局からのお知らせ
3市共同資源化
連絡協議会
イベント情報
足湯情報
データ集
Q&A
リンク集
案内図
キッズページ
サイトマップ
例規集
お問い合わせ
小平・村山・大和衛生組合
トップページ » Q&A              

Q&A〜清掃工場によく寄せられるご質問

Q1 小平・村山・大和衛生組合は何をするところ?

 小平・村山・大和衛生組合は、小平市、東大和市及び武蔵村山市の3市によって組織される一部事務組合で、3市の家庭などから出るごみと資源物(ペットボトル・容器包装プラスチック)の処理を行っています。
なお、家庭などからのごみ・資源物は、3市が収集を行い、衛生組合の施設に運ばれてきます。
 衛生組合でごみを焼却した後の灰は、日の出町にある東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設に運搬して、セメントの原料としてリサイクルされています。
 また、資源物(ペットボトル・容器包装プラスチック)は、衛生組合で選別などをした後、民間の事業者に引き渡して、それぞれリサイクルされます。

Q2 なぜ、一部事務組合でごみ処理をしているの?

 一部事務組合とは、市町村等の仕事の一部を共同で行うために設立されている公共団体です。市と同様に、議会、執行機関及び財産を持っています。
 広域で取り組んだほうが効率的である、などの理由で設立されるもので、ごみ処理の他、し尿処理、消防等、様々な仕事をするために全国で設立されています。(東京都の多摩地域には、ごみの焼却などの処理を行う一部事務組合が8団体あります。)
 ごみの処理は、法律で市町村の仕事と決められています。しかし、ごみ処理施設を建設・運営するには多くの費用がかかります。このため、小平市、東大和市及び武蔵村山市は、共同でごみの処理を行うこととし、昭和40年に「小平・村山・大和衛生組合」を設立しました。現在では、令和元年度から、ごみのほか、資源物(ペットボトル・容器包装プラスチック)の処理も行っています。

Q3 ごみ焼却施設はどのくらいあるの?

 ごみ焼却施設は、全国に1,056施設あります。東京都の多摩地域には、建設中を含め19のごみ焼却施設があります。

Q4 ごみ処理をするのに、どのくらいのエネルギーがかかるの?

  ごみの焼却そのものにはエネルギーは要りません。ごみは、燃えはじめるとその熱で燃え続けます。
 ただし、送風機やポンプ、ごみを送り出すための動力に電気が必要です。組合のごみ処理施設全体では、月に62万キロワットアワー、一般家庭1,700世帯分の電気を使っています。このほかに、ごみ焼却炉の運転を始めるとき(炉内を暖め、ごみが燃え始めるまで)と停止するとき(焼却炉の中に残ったごみを安全に燃やしきるため)に、都市ガスを使っています。組合のごみ処理施設全体で都市ガスの使用量は、1回当たり約1,600立方メートル、年間21,000立方メートルです。これは、一般家庭の90世帯分に相当します。

Q5 ごみ処理に必要な水や薬品は?

  ごみ処理施設からは、焼却灰のほか、熱、排ガス、臭気などが発生します。これらのものを環境に影響がないように処理するため、1日当り水530トン、消石灰などの薬品1.4トンを使っています。水は主に井戸水を利用しています。

Q6 ごみ処理にかかる費用はどれくらい?

  可燃ごみに1kg当たり約22円、不燃ごみ・粗大ごみに1kg当たり約77円、資源物(ペットボトル・容器包装プラスチック)に1kg当たり約71円の費用がかかっています。
 ごみと資源物の処理には、このほかに、ごみ減量や分別のPR、ごみ・資源物の収集、焼却灰のエコセメント化などに経費がかかります。

Q7 循環型社会って何?

  循環型社会とは、環境への影響を減らすため、自然界から採取するものをできるだけ少なくし、それを有効に使うことによって、廃棄されるものを最小限に抑える社会です。
 まず、マイバッグを持つ、食べ残しをしない、ひとつのものを長く使うなどによって、生産や消費を抑え、ごみを減らし(リデュース)ます。また、不要になったものを必要な人に譲ったり、ボトルを詰め替え式で何度も利用するといった、再使用(リユース)も行われます。さらに、捨てる場合には、分別をして、再生できるものは資源として再利用(リサイクル)されます。このように、リデュース、リユース、リサイクルという「3つのR」が機能する社会が循環型社会のイメージです。

Q8 煙突はなぜ高い?

  衛生組合の煙突は、高さ100mです。煙突が高いのは、ごみを燃もやすときに出る排気ガスを上空で十分拡散させるためです。

Q9 ごみを燃やしたエネルギーはどう利用しているの?

  ごみを燃やすことで、高温の排ガスが発生します。この熱の一部を利用して、「こもれびの足湯」や場内の暖房の熱源として利用しています。その他のほとんどの熱は、水を吹きかけ冷やしていますので、利用はされていません。
 なお、現在、整備工事を進めている新しいごみ焼却施設には、焼却熱を利用する発電設備を設置して、エネルギーをより有効に活用します。

Q10 煙突から出ている白い煙は何?

 冬の寒い日には、清掃工場の煙突から白い煙のようなものが見えることがあります。これは、排ガス中の水分が大気で冷やされることによって細かい水滴(=湯気)になり、白く見えるものです。寒い日に吐く息が白くなるのと同じ現象で、気温が低い時や梅雨の時期など湿度が高い時に見えやすくなります。

ページトップへ