2 よくある
清掃
工場
への
質問
Q&A
小平・村山・大和衛生組合は、何をするところですか?
小平市、武蔵村山市、東大和市から出たごみを、砕いたり、燃やしたりしています。その灰は、日の出町にあるエコセメント化施設に運んでいます。
また、資源物(ペットボトルと容器包装プラスチック)を、機械と人の手で選別して、資源としてリサイクルできるようにしています。
どんなものを処理していますか?
可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみです。
また、資源物のうち、ペットボトルと容器包装プラスチックも処理しています。(平成31年4月から)
1日に出される量は、どのくらいですか?
令和2年度の一年間では、ごみが66,830トンで、資源物(ペットボトルと容器包装プラスチック)が5,045トンでした。一日当たりにすると、ごみが約183トン、資源物が約14トンです。
※1トンは1,000キログラムです。
ごみの中で可燃ごみはどのくらいの量ですか?
令和2年度では、60,829トンでした。この年度のごみのうちの約91%です。
ごみや資源物を処理するためにどんな機械がありますか?
おおまかにわけると、ごみを燃やす焼却炉が2基、ごみを砕く破砕機が2基あります。
また、資源物の圧縮・梱包機が2基あります。
ごみを貯めておくごみピットの大きさはどれくらいですか?
約2500立方メートルです。
ごみは、何度で燃やしていますか?
900℃前後の温度で燃やしています。
ごみを燃やすと重さと容積は、どうなりますか?
灰になると、重さで 8分の1 、容積で35分の1になります。
ごみ収集車は、一日何台入りますか?
一日平均170台くらいの収集車が入ります。
どうやって、ごみの量をはかるのですか?
工場入口の計量機で、ごみを積んだ収集車の重さをはかります。車の重さは、あらかじめ登録されているので、その分を差し引いてごみの重さをはかっています。
ごみを貯めておくごみピットが、いっぱいになったらどうするのですか?
ごみを処理する機械が故障しないよう注意して運転し、ごみピットが満杯にならないようにしています。 ごみピットのほかに貯めておく場所はありません。
毎日、休まず燃やしているのですか?
毎日24時間燃やしています。
工場には、焼却炉が2基ありますが、掃除や修理などのため、交代で運転しています。
ごみのくさい臭いは、どうしているのですか?
悪臭は、ドアや扉を設置して、施設の外に漏れないようにしています。そして、施設の中の空気は、焼却炉に吹き込んで、高い温度で焼却して、臭いのもとを分解しています。
バグフィルターって何ですか?
ごみを燃やすときに出る排気ガスにふくまれる、ばいじんなどの有害な物質を取り除く、大きな箱のような装置です。工場に2基ある焼却炉に一つずつあります。箱の中には全部で約1200本の筒のようなフィルターが取り付けられています。このフィルター1本の長さは約6メートルもあります。
煙突の高さはどのくらいありますか?
100メートルです。
煙突は、なぜ高いのですか?
ごみを燃やすときに出る排気ガスを拡散させるためです。
ごみを燃やしたあとにでる灰は、どうするのですか?
大型ダンプカーに積んで、日の出町にあるエコセメント化施設に運びます。運ばれた灰は、エコセメントに生まれ変わり、歩道の縁石や建築材料などに利用されています。
細かく砕かれた不燃ごみは、どうするのですか?
砕いた後に、鉄などの資源としてリサイクルできるものを取り出します。その後に残ったものは、以前は埋立をしていましたが、いまは、民間の施設で処理され、建築材料などに利用されています。
事故や機械の故障は、ありますか?
機械が動かなくなるような大きなものではありませんが、年数回起きています。事故にならないように、スプレー缶や卓上ガスボンベ、リチウムイオン電池などは、正しく出してください。
事故などで、ケガをした人は、いましたか?
機械の修理などで、火傷や打撲、すり傷を負うこともあります。
働いていて大変なことは何ですか?
みなさんが日々出すごみの処理を、きちんと安全に続けることです。機械の故障などで、ごみの処理ができなくなることがないようにしています。
この工場には、何人の人が働いていますか?
約80人です。夜中も交代で働いている人がいます。
燃やしたときにでる熱(余熱)の利用は、していますか?
地下水をごみ焼却炉の余熱で温めてお湯をつくり、こもれびの足湯などに利用しています。
なぜごみをきちんと分別して出さなければ、いけないのですか?
分別することによって大切な資源を再利用でき、ごみの量を減らすことができます。また、ごみを処理する機械の故障などを防ぐこともできます。
どうしたら、ごみを減らすことができますか?
「ごみになるものを減らす」「ものをくり返し使う」「使いおわったものを資源として再び利用する」の3つが大切です。(これらを「3R」といいます。)
たとえば、「食事は、好き嫌いせずに、残さず食べる」「詰め替え商品を利用する」「マイバッグを持つ」「長もちするものを買って、愛着を持って長く使う」「こわれても直して使う」など。
そして、どうしてもいらなくなったときは、しっかり分別してリサイクル。
できることはたくさんあります。
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